准看護師

准看護師
准看護師(じゅんかんごし:准看)とは、都道府県知事の免許を受けて、医師、歯科医師、または看護師の指示を受けて、傷病者もしくは褥婦(じょく婦)に対する療養上の世話、または診療の補助をなす事を業とする者のことで、看護師が国家資格免許なのに対し、准看護師は「都道府県知事免許」となっています。


 准看護師と正看護師の違い



看護師(正看護師)と准看護師の違いは、外から見ただけではほとんど分からず、仕事内容もそれほど変わりませんが、具体的には以下のような違いがあります。


・看護師・・・「国家資格免許」
・准看護師・・・「都道府県知事免許」


・看護師・・・「自らの判断による主体的に看護が行える」
・准看護師・・・「医師、歯科医師、看護師の指示により看護が行える」


また上記以外にも、准看護師は看護師(正看護師)に比べ給与水準が低く、昇格(婦長になれないなど)に影響することも多いようです。


 准看護師になるには?



准看護師になるには以下のコースがあり、病院等で1日も早く働きたい方は、まずは「准看護師」の免許を受けるという選択肢もあるのです。


■中学卒業者


・中学卒業
⇒高等学校衛生看護科(3年間)
⇒准看護師試験(合格)
⇒准看護師


・中学卒業
⇒准看護師学校(2年間)
⇒准看護師試験(合格)
⇒准看護師


高等学校衛生看護科は5年一貫教育ですので、准看護師試験合格後、専攻科で2年学べば看護師国家試験の受験資格が得られます。


■高校卒業者


・高校卒業
⇒准看護師学校(2年間)
⇒准看護師試験(合格)
⇒准看護師


年齢制限を設けている准看護師学校は少なく、社会人の方でも入学できるようになっていますので、働きながら学ぶことも可能です。


准看護師学校に入学するには当然、入試に合格しなければならず、試験日程は各都道府県によって異なりますが、「2〜3月」に行われるのが一般的ですので、事前に確認しておきましょう。


 准看護師から正看護師になるには?



准看護師の免許を受けて、その後、看護師(正看護師)になるためには以下の方法があります。


■中卒の准看護師


・准看護師学校(2年間)
⇒准看護師試験(合格)
⇒実務経験(3年以上)
⇒看護師学校養成所(2年課程)、看護短期大学(2年課程)
⇒看護師国家試験(合格)
⇒看護師(正看護師)


■高卒の准看護師


・准看護師学校(2年間)
⇒准看護師試験(合格)
⇒看護師学校養成所(2年課程)、看護短期大学(2年課程)
⇒看護師国家試験(合格)
⇒看護師(正看護師)


高卒の方は実務経験(3年以上)が不要になります。


■10年以上実務経験がある准看護師


・看護師学校養成所2年課程(
通信制
⇒国家試験(合格)
⇒看護師(正看護師)


2004年(平成16年)から、「通信制の看護師学校養成所(2年課程)」が開始され、10年以上、准看護師としての実務経験がある方でも看護師(正看護師)になりやすくなりました。

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