看護師確保へ新事業


全国的な看護師不足の解消を目指し、日本看護協会は本年度(2007年度)から看護師の確保定着推進事業に本格着手し、離職率の引き下げなど数値目標を設定、離職防止や再就業支援などに取り組むこととなりました。


新事業は2010年3月までの3年計画で、常勤の新卒看護師の離職率を2005年度の9.3%から8%に引き下げるほか、あっせん組織の都道府県ナースセンターを通じた再就業者を1万6千人から2万人に増やしたい考えのようです。


新卒看護師の離職防止策として、学生が職場選びをする際のポイントをまとめた冊子を配布。看護師を採用する医療機関向けには、看護師の離職防止に成功した事例を紹介した参考書を作る予定。


再就業支援では、離職した“潜在看護師”を対象とする「看護力再開発講習会」を充実させ、国内数カ所の病院や診療所をモデル施設に選び、夜勤の勤務時間を短縮するなど再就業しやすい勤務形態を探ります。


厚生労働省によると、看護師の不足数は2005年で全国が約41,000人、北海道内は約4,000人に上るとみられています。


2007年4月8日・北海道新聞より一部引用


ここ数年の看護師不足は確かに深刻で、毎年約3万人前後、看護師国家試験の合格者が出ているにもかかわらず、看護師不足は解消されるどころか、逆に状況は悪化している地域も多いようです。


そのもっとも大きな原因が、看護師の仕事が大変なため離職する看護師が多く、一度離職した場合、看護師として再び働くことが難しいことがあげられています。


そこで看護師の離職率を抑え、仮に一度離職した場合でも、再就職しやすい環境を整えようと、日本看護協会が動き出したようですね。


看護師は今後益々、必要とされる人材ですので、一刻も早く状況を改善して欲しいものです。

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