アメリカでも深刻な看護師不足


日本ではここ数年、看護師不足が叫ばれていますが、
日本以上に看護師不足が大きな問題となっているのがアメリカです。


アメリカでは既に、必要な看護師数に対して推定で8.5%の欠員が生じており、2020年までに8,000万人のベビーブーム世代が引退し、看護を必要とする人が増加するのに伴い、この欠員率が3倍に膨れ上がるという予測も出ています。


アメリカの看護師不足は1990年代から続いており、病院経営者や看護師団体は、看護師不足が深刻な状態にあると訴えています。




 アメリカで看護師不足になっている原因



なぜアメリカではこれほど看護師不足となっているのでしょうか?もっとも大きな原因は
看護師の賃金が低いことが挙げられています。


現在アメリカで雇用される正看護師の1/3近くは外国人となっており、毎年アメリカに大量にやってくる外国人看護師は低賃金で雇用できるため、その結果、看護師の賃金が抑制され、看護師になりたいというアメリカ人はますます減ってしまうという悪循環となっているようです(正看護師の賃金の上昇率は2006年から2007年にかけてわずか1.34%)。


確かに短期的に見れば低賃金で雇用できる外国人看護師は便利かもしれませんが、長期的に見れば確実にマイナスとなることは明確なため、批判する声も上がっています。


病院のコスト削減や保険会社の保険金支払方針なども看護師の賃金に関わっていますので外国人看護師だけの問題ではありませんが、バンダービルト大学看護学部のピーター・ビールハウス教授(専門は米国の看護労働力)は、「看護師の賃金をもっと上げるべきだ。賃金が上がれば、看護師は前途有望な職業だとの認識が社会に広まる。将来の看護を支える働力を確保するためには不可欠な要素だ」と主張しています。




平成19年9月18日・nikkei BPnetより一部抜粋


アメリカでも看護師不足が大きな問題となっていますが、その原因は日本とは少し事情が異なっているようですね。確かに日本でも看護師の賃金が低い?ことが看護師不足の1つの原因となっていますが、その他にもさまざまな要素が考えられていますからね。


アメリカにしろ、日本にしろ、看護師不足を解消するには、やはり賃金アップは欠かせない?ようですね。



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