看護師試験問題漏えい



2009年2月22日に行われた2008年度、看護師国家試験問題を事前に自校の学生に漏らしたとして、厚生労働省は2007年5月に試験委員(非常勤の国家公務員)に就任し、2008年度、看護師国家試験問題の作成に関わっていたJA広島厚生連尾道看護専門学校の宮地浩子副校長(49歳)に対し3月26日、試験委員を免職とする懲戒処分を発表しました。ちなみにに2008年度の看護師国家試験は約5万人が受験し、合格率は新卒で94.4%でした。


厚生労働省、JA広島厚生連の調べによると宮地浩子副校長は2009年1月30日、2月16日の2回、自ら作成した問題で模擬試験を実施し、2月17日、この模擬試験を受けた学生8人が「副校長から『この問題が国家試験に出る』と言われた」と同校の教員に相談していました。


そして2月22日の2008年度、看護師国家試験では240問が出題され、うち72問は模擬試験の問題と似ており、同試験を受験したJA広島厚生連尾道看護専門学校の受験生33人は全員合格していましたが、宮地副校長は試験翌日の23日に初めて、校長を兼務するJA尾道総合病院長らに報告していました。


厚生労働省の調査に、宮地副校長は「学生全員を合格させたいと思った」と動機を説明。「正解の選択肢を記憶して模試問題を作成した」と話し、宮地副校長は漏えいを認めており、厚生労働省は保健師助産師看護師法違反容疑で広島県警への告発を検討するとのこと。1950年の看護師国家試験開始以来、同試験の漏えい発覚は初めてです。


ただ厚生労働省はJA広島厚生連尾道看護専門学校の受験生33名について医道審議会に諮った結果、漏えい問題を除外して採点しても正答率が合格基準に達していたため、全員を合格としました。


JA広島厚生連尾道看護専門学校では2007度も受験生全員が合格しているが、「昨年度は学校の国家試験対策に携わっていない」と話しているそうです。


平成21年3月27日・読売新聞より一部抜粋


この副校長の気持ちも分からないではありませんが、こんなことしなくても看護師国家試験って毎年90%ほどの合格率なんで、普通に勉強してれば受かると思うんですが・・・


それにしても看護師試験って合格率、本当に高いですよね?学校によっては全員合格なんて全然、珍しくないですから。逆にこの合格率で受からない人って・・・



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