インフルワクチン接種で看護師の日常業務に支障



2009年に新型インフルエンザが大流行し、季節性も含めたインフルエンザワクチンの接種業務によって日常業務に支障が出た経験がある看護師が6割に上ることが明らかになりました。


現在国内におけるインフルエンザワクチンの9割は、ガラス製の瓶に入った薬剤を注射器に充填する「バイアル製剤」と呼ばれるタイプで、注射器に充填する際も微生物汚染などのリスク回避や投与量の正確さが必要なため、業務に大きな負担になっているとのこと。


調査は日本ベクトン・ディッキンソンが2010年5月14日~28日にかけてインターネット上で実施。2009年10月~2010年2月までの間にインフルエンザワクチンを患者に接種した看護師を対象に行い、1000人から回答を得ています。


~インフルエンザワクチンの接種業務の調査結果~


業務が多くなりストレスが増える⇒79.2%

ワクチン開封後の管理(開封日時記載など)や在庫管理が大変⇒57.3%

多忙によりエラーを起こすのではないかという不安が増大する⇒55.6%


~インフルエンザワクチン接種の準備作業中のミスについて~


インフルエンザワクチン接種の準備作業中に、ミスや「ヒヤリ・ハット」を経験した看護師は13.0%となっており、その内訳は以下の通りです。


注射器にワクチンを引く際、充填する量を間違えた⇒87.7%

器具の破損⇒81.5%

器具の取り違い⇒50.0%


~インフルエンザワクチンについて~


インフルエンザワクチンを使い切れずに廃棄したことがある看護師は49.1%に上り、その理由は以下の通りです。


開封後の使用期限までに使い切れなかったから⇒61.7%

実際の接種希望者数と見込んだ数が異なりワクチンが余ってしまったから⇒34.6%


平成22年7月8日・Yahooニュースより一部抜粋


看護師の業務は多岐にわたり、そのうえインフルエンザが流行すれば、かなりの負担増になることは確かです。


それにしてもインフルエンザワクチンを使い切れずに廃棄したことがある看護師が約半数とは驚きです。ただこればかりは仕方ない事なので、そのあたりは徹底してほしいものです。



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